2014年06月17日

「雪と珊瑚と」


雨の日は好きです。
雨のしたしたとする音、これが集中力を高めてくれるわけです。その中で、本を読んでいる時が溜まりません。

「雪と珊瑚と」
面白いですよ。
子どもと言うのは、確かにそうだった、無防備で事務邪気がなくて、ぬぐるみの様なのに生意気な温かさがあります。触れると壊してしまいそうな、妙な安定感がある。
「雪と珊瑚と」

そんな小説ですね。主人公の絵が絶品で、まるで今ここに主人公が、お座りをしている私に両手を目いっぱい広げて差出抱っこを求めているような気がしている。

目の前で無条件に抱き合う珊瑚と主人公、何度も見た面白いです。誰かに頼ることと依存すること、誰かを救うことと同情すること、すごく難しい違いかもしれないが伝わってきます。

最後に行った「ちゃーちゃーね」は「幸せ」と同様に、一寸心がおおらかになる言葉。



Posted by ミミミー at 14:25│Comments(0)
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